段ボールから始まる愛、そして涙…

いち、制作の廣瀬です。
私がいかに"ネコ好き”*1かという話です。


半年くらい前、死にそうになっていた子ネコを助けました。
体長20センチちょっとの、まだ1ヶ月くらいの子でしょうか。
小さな段ボールを取り囲むようにして
近所の子どもたちが集まって牛乳をあげていましたが、
それを飲める状態にもなくて*2
かなり弱っていました。
ただひたすら「ミー、ミー」と弱々しく鳴くばかり。
どうしたのか子どもたちに聞くと、
知らないおじさんが抱いて持ってきたとの返事。
その当のおじさんもいない…。*3
このままでは死んでしまう。
と思い、速攻で動物病院に連れていきました。


その子ネコ、かなり状態が悪く、獣医さんも
覚悟してくださいね*4
などと言っていたのですが、
身内の協力も得られ、交代ではありますが、付きっきりの看護の甲斐もあって
無事元気になりました。


その後、近所の子どもたちの家では飼えない*5ということで、
3種混合ワクチンなどを打ち、里親探しをして里子に出しました。
子ネコと1ヶ月くらい一緒に住んでいたので、
娘を嫁に出すような気持ちって、こんな感じなのかな?
なんて思いました。


先日飼い主から写真が送られてきました。
"ひばり”と名付けられたその子は、飛んだりはねたりと
とてもやんちゃな女の子になっているそうです。
すっかり大きくなった写真を見て、
泣きそうになりました。


ちなみに子ネコを助けるために、諭吉が2枚ほど飛んでいきました。
泣きました。
*1:で、いい人か
*2:これは逆に幸いでした、子ネコにとって牛乳は毒ですからね
*3:結局どこの誰だったのか、未だ分からず
*4:死んでしまう可能性の方が高いってことです
*5:5,6人もいたのに、なんということだ!